史跡・史料・史実
鎧八幡宮元宮之碑よろいはちまんもとみやのひ
「源義家此の地に下り黒鳥兵衛追討の謀をめぐらし八幡宮に詣で願を掛け給えば感應ありて康平五年誅伐したり義家神恩に感謝し鎧を奉納せり鎧はその砌石等に蔵め地下深く埋めたりそれより後鎧八幡宮と称せり 旧領主牧野駿河守忠成厚く尊崇せられ寛永二年新に社地を献ぜられ社殿を建て押付浦田に遷し奉る 旧社地は字元宮と称し黒鳥兵衛首榎の大樹と共に存在したれど近年榎枯れ社地荒廃せり 氏子一同相計りて此の処に石碑を建立す 昭和三十六年十二月建之」(石碑記載のとおり)